第98回大阪府理容競技大会

出場選手9種目126名、学生の部28名 計154名が競い合う!


 第98回大阪府理容競技大会(松井義三大会委員長)が5月9日、午前9時30分より大阪理容会館で開催され、全国理容競技大会種目の3種目のほかオープン競技6種目、学生の部2種目に合計154名の選手が出場し、近畿理容競技大会の出場権をかけ技能を競った。

 大会は午前9時30分より開会式が開催され大会役員ならびに大阪府・大阪市らのご来賓の着席と同時に、石黒光男氏、河野智子氏の司会で、中央校の生徒28名を先頭に、二十日会23名、中央21名、北摂19名、阪南44名、河内19名がそれぞれの選手団長を先頭に入場行進が行われた。引き続き中野説夫大会副委員長の開会の辞があり、昨年度1部~3部の優勝者よりそれぞれの杯の返還、ならびにレプリカの贈呈が行われた。

 その後、松井大会委員長より主催者を代表しての挨拶があり、大阪府知事(代読)、大阪市長(代読)、産経新聞社からそれぞれ祝辞を頂戴した後、御来賓、大会役員の紹介、田中義弘大会審査委員長より審査方針の説明へと進んだ。選手宣誓は2部出場の谷欣文選手より力強い宣誓で、開会式を終了した。

 競技は全国理容競技大会の3種目、ウイッグによるクラシカル・ドライヤーセット(5部)、ストリートヘア・フリースタイル(6部)、ブロースカット(7部近畿大会選考種目)、ベーシックカット・アイロン仕上げ(8部)、ロット巻(9部)、基本ロング及びミディアムドライヤー仕上げ(10部)、学生によるカット、ロット巻、計11種目の技能が、2階美容実習室・3階講堂の2つの競技会場で競われた。

 晴天のもと開催された競技大会では、観客席は他府県の方々を始め多くの来場者で埋まり、白熱した競技風景を見守っていた。

 表彰式に入り、田中大会審査委員長より審査講評が行われた後、各部の表彰に移り入賞者には賞状・トロフィーが手渡され、石井勝大会副委員長の閉会の辞で終了した。